第1回 小淵沢 すずらん池と水辺の里

2016年5月14日(土) 9:30~12:00

 小淵沢町は中央道のインターチェンジがあったり特急電車が停車する駅があるなど、人や物の移動だけでなく、八ヶ岳南麓の発展を支える重要な町です。
今回は、小淵沢町の魅力を発展した町の様子と豊かな自然の両面から体感してもらいました。 

まずは、歴史を感じる場面からスタートです。観音像が道路沿いに並んでいました。番号順にたどると、始まりは矢の堂にたどり着くそうです。先は観音平に向けて33体が設置される計画だったそうですが、途中で中断しています。地域の発展を願って造られたということから、地域のみなさんの思いが感じられます。
 

8tekuteku16051.jpg
8tekuteku16052.jpg

交通量の多い道路沿いに残されている「相生の松」(樹齢300年)も、車で通るだけではなかなか気付かないものです。歩くからこそ見えるものが沢山あります。農業用水池として使われているすずらん池を通り過ぎ、景色は里山風景に変わってきました。そこでは小海線の電車の通過をすぐ目の前で見ることができました。電車の通過に合わせてルートや時間配分を考えた演出に皆さん大喜び!小海線だけでなく、中央道上の橋を歩いて渡ったり、中央本線の線路を見たりし、小淵沢が交通の拠点であることを実感できました。
 

 

さて、後半は自然を感じながら歩く時間です。里山風景やアカマツ林の中を、自然観察しながら進みました。「オトシブミ」や「マツボックリの種の様子」など、足元をよく見ると面白いものが沢山落ちています。鳥や小さな生き物たちもすぐそこで生きていることを感じました。アカマツ林に入ると、ウルシが沢山伸びてきていました。色々な葉に触ってみたいと思う一方、触らない方がいい植物の見分け方も知ることができました。
 

8tekuteku16053.png
8tekuteku16054.jpg

 

アカマツ林を進み、井詰湧水に到着です。モミの木の根あたりから水が湧き出しているため、「モミの木湧水」とも呼ばれています。その巨木を見た瞬間、木の醸し出す雰囲気に圧倒されてしまいました。その木をしばらく見つめたり、木に触れたり抱きついたり、樹齢500年といわれるモミの巨木に引き寄せられていきました。太陽に光る新緑、鳥の鳴き声や水の音が心地よく、林を吹き渡る風を感じながら、思い思いの場所で15分ほど静かに過ごす時間を持ちました。
 

 

  

自然の中でリフレッシュした後は、道の駅こぶちさわの隣にある揉合神社を訪れました。揉合神社の名前の由来はいくつか説がありますが、いずれもこの地域を愛し守っていこうという強い思いが伝わってきます。小淵沢の自然の歴史にもふれることができました。 

 

8tekuteku16055.jpg

歩きながら小淵沢について色々な角度から見てみることによって、この地の魅力をさらに発見できました。車で通り過ぎるいつもの道沿いにも、「これは何だろう?」と興味をひかれることが隠れているかもしれません。てくてく歩くのに気持ちのいい季節です!