第1回  田園と山岳と水のある風景を歩く  

2015年5月24日(日) 9:30~12:00

 

前日の天気予報から一転、当日は汗ばむほど良いお天気でした。捻挫防止のためにストレッチをして、いざ出発!まず目に入ってきたのは、90tもの大きな岩である神供石!「大滝神社付近にあった、こんなにも大きな岩をどうやって運んだのだろうか」とみんなで考えつつ、木々生い茂る土の道へと足を運びました。そこには、マムシグサがにょきっと生えていました!「こんな所にもある!」「これは雌花?雄花?」など道中あちらこちらに生えているマムシグサを探しました。夢中にあるあまり、林の奥へと行かれる参加者さんもいらっしゃり、レンジャーが「本物のマムシに気を付けてくださ~い」と呼びかける場面も…(笑)。

  

三峰の丘で少し休憩。正面に南アルプス、左に富士山、そしてお天気によっては奥穂高岳も見えるという見晴らしのよい場所です。迫りくる山岳風景は圧巻!紙で作った額縁でそれぞれ好きな風景を切り抜き楽しみました。その近くには、旧甲州街道の名残と思われる道標がひっそりとありました。「かうふ(甲府)」という文字が刻まれているのを見ながら、時間をさかのぼって当時の様子にひととき思いを馳せてみました。

 

 

 

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そこから、八反歩堰へと足を進めました。湧水の水を下流の田畑にまんべんなく届けるための用水路です。その脇に散策路が整備されています。小川のせせらぎに癒されながら、のんびりと歩くうちに、「家の近くにこんな場所があるなんて知らなかった」といった声も聞かれました。

 

 

 

 

八反歩堰沿いの歩道からまた車道を歩いていると、蔵の鏝絵(こてえ)に目が止まります。鏝絵に込められた左官職人の思いを想像しながら1軒1軒の鏝絵を見ながら進んでいくと、ある1軒の蔵のご主人が声をかけて下さり、その鏝絵にまつわるお話しを直接うかがうことができました!ご主人のご厚意に感謝しながら、思わぬサプライズに皆さん大喜びでした。
  
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その後、田園風景の中を進み、公民館の敷地内にある「五叉路道標」に刻まれていた地名(今は風化して文字を読み取るのは困難)を現在の地図に当てはめてみました。この辺りに何本もの道が交差していたことや人々が行き交っていたであろう様子を想像できました。最後に大きな鳥居を潜り、線路下のトンネルを通り抜け、大滝神社に戻ってきました。社伝を聞きつつ動物の姿が彫られている石祠を見たり、湧水に手を浸してみたり、境内にある室(天然の保冷庫)の中に入ってみたり…と、大滝神社からパワーをいただきました。

いつもは車でサッと通り過ぎてしまっていた場所ですが、実際に歩くことで、思いがけない出会いがあったり、気付かなかった地域の魅力を再発見したりすることが出来ました。