第4回 清き流れが刻んだ渓谷 秋の彩りを訪ね歩く 

2016年10月23日(日) 9:30~12:00

 今回のコースは八ヶ岳自然ふれあいセンターからのスタートで、キープ協会敷地内のトレイルコースとなっている「川俣渓谷~渓谷とサワグルミの小径」です。渓谷が美しく染まる秋、沢音を楽しみながら歩きました。~スポット 地区 「 体験農場と清流の谷 」のコース ~   

  センターを出発して道路を少し上がったところから、渓谷とサワグルミの小径へ入ります。林内の足元には赤や黄色のカラフルな落ち葉がたくさん!思わず拾い上げたくなりますが、実はツタウルシ。肌が弱い方はかぶれる恐れがあるので触らずに…、綺麗なものは目で見て楽しみましょう。続いて、モグラがトンネルを掘った土を押し上げた跡が残っていたり、様々な森の表情を楽しみながら進んで行きます。

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川沿いまで降る道に入ると、急斜面や足場が崩れているところが続きます。ゆっくりゆっくり、慎重に……。それでも顔を上げれば、色づき始めている木々たちが斜面や対岸に広がり、せせらぎと共に秋の渓谷に近づいていることを感じることができます。 

そして、川岸まで到着!ここには天狗岩と呼ばれている大きな岩がそびえ立っています。「天狗がいた岩…?」「天狗の顔に見える岩…?」みなさんであちこち見上げて想像します。 

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ここからはしばらく川伝いに歩いていきます。進んだ先に見えてきたのは、薄い板がいくつも積み重なったような形をした岩。これは板状節理といって、大昔に八ヶ岳から噴出した溶岩が冷えて固まる際に形成されたものです。
また、今日歩いている川俣渓谷は、八ヶ岳を源流とする川俣川が長い年月をかけて溶岩大地を削り、大きな渓谷となった場所です。歴史が感じられる太古の自然の名残に、しばし思いを馳せました。 

 

再び川岸の少し開けた広場に出たところで、ちょっとした一工夫で秋を楽しみました。落ち葉を拾い、似た色同士を並べつなげて葉っぱのグラデーション作りです!今この瞬間の渓谷の色を凝縮したような出来上がりに、もっと葉を付け足してみたりカメラのシャッターをきったりしながら、歓声が上がりました。   8tekuteku16105.JPG

 その後は斜面を登っていき、最初に通った森の中でそれぞれ寝転がりながら静かにクールダウンの時間を取って、ふれあいセンターまで戻ったところで終了しました。
キープ協会のトレイルコースになっている道を歩いた今回のてくてく八ヶ岳。八ヶ岳の長い歴史も堪能できる自然を備えた渓谷であることを改めて感じました。また季節を変えて、何度でも歩きに行きたいです。
今年度のてくてく八ヶ岳は今回で終了です。今年度ご参加いただいた皆様ありがとうございました。来年度も多くの方々に楽しんで頂けるような企画を実施していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!