第45回清里インタープリターズキャンプ(入門)体験レポート

~自分を活かす!伝わるために必要なこと~

講師:鳥屋尾 健(公益財団法人キープ協会 環境教育事業部 課長 山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター担当)
日程:2013年10月12日(土)~14日(月)
会場:ハリスホール 

5月に続き今回も入門編です。ねらいは3つ。
①インタープリテーションの全体像をつかみ、基本的なことを理解する
②「伝える」ために大切なポイントやコツをつかむ
③あなた自身のねらいを達成する
ポイントとなるキーワードは「心の動き」「自分を知る」です。  

<1日目:10月12日(土)テーマ:まずは体験してみよう!>

1日目は体験が中心。まずは野外でインタープリテーションプログラムを実際に体験。室内に戻った後は講義の時間、インタープリテーション(以下、IP)の基本的な考え方を学びます。そして「自分を知る」ことをねらいに、自分と自然のかかわりの歴史をふりかえる「自分史・自然史」の作成を行いました。夕食の後はナイトハイク。昼間とは違う夜の森、草原でのIPを体験して終了となりました。

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【講義:インタープリテーション概論①】
「インタープリテーションと情報伝達の違い」「インタープリテーションとは何か?」など、インタープリテーションの基本的事項を学びました。 

 
【ナイトハイク(インタープリテーションプログラムの体験②)】
きれいな星空を眺めながら、夜の自然を楽しみました。静かに一人で草原に寝転がっていると、星空に吸い込まれていくような感覚になりました。   

<2日目:10月13日(日)テーマ:「伝える」をやってみる!>

2日目は朝の散歩からスタート。ここでもIPのひとつの形を体験。朝食後は室内でIP概論の講義です。「IPが伝えることとは」「IPの型(直接IP・間接IP)」などの説明を受けました。

そして、いよいよ自分たちでのIPプログラム実施。グループに分かれてねらいを決め、道具をそろえ、3時間弱で15分のプログラムを完成させるという課題が与えられます。グループごとに発表をし、お互いの体験をふりかえりました。やりきった後はあらためて「IPの時に大切なこと」の講義を受け、各自がそれぞれに自分の思う大切にしたいことを考え、みんなで共有する場を持ちました。

夕食の後は「自分のかばん」。自分を知るために、今現在自分が持っているもの、これから入れていきたいものを書き出します。それぞれが自分を整理することで、自分らしいIPとは何かを考える時間となりました。

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<3日目:10月14日(月)テーマ:自分自身のねらいを達成する>

最終日、「間接IP」(人を介さないIP)についての具体例を知るために、「やまねミュージアム」と「山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター」の見学へ。さわって体験できるハンズオン展示を体験した後、展示の視点(メリット・デメリット)についての講義を受けました。

最後にそれぞれの思いを整理する時間、全体をふりかえる時間を過ごし、3日間のキャンプは幕を閉じました。

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今回のキャンプは「自分を活かす」をテーマに、自分自身の棚卸をしてみる時間を設けたところが特徴的でした。IP体験が初めてだった人も、そうでない人も、「自分らしいIP」について考えるよいきっかけになったと思います。それぞれの場所に戻った時に、今回感じたことを生かしていただけることを願っております。

実習生    松尾信子   

 

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