第55回清里インタープリターズキャンプ(入門)体験レポート  

 日時:2016年1月9日~11日(月・祝)
会場:清泉寮アンデレ

《1日目 / 1月9日(土)》

お昼過ぎ…参加者の皆さんがぞくぞくと集まってきました。最初は緊張した様子の皆さんも、ゲームを通して徐々に打ち解けていきました。次は、外に出てインタープリテーションを実際に体験します。「ヤマネのぬいぐるみ探し」では、ぬいぐるみのうちの1匹が参加者さんのフードにくっついていて、見つけた人から思わず小さな笑い声が。「意外と見つからないものだね…」といった感想も聞かれました。スライドマウントに自然物を入れて小さなアートを楽しむ「森のスライドショー」では、冬にも関わらずカラフルな作品が並び、皆さんから感嘆の声が漏れました。インタープリテーション体験の後には、このキャンプに参加して「得たいこと」をお互いに共有しました。「仕事や趣味に活かしたい」「自然に癒されたい」「自分の事を見直してみたい」など様々な声が聞かれました。夕食後は、環境教育とインタープリテーションの役割や基本となる考え方を学びました。 

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 《2日目 / 1月10日(日)》

2日目早朝、薄暗い夜明けの道をお散歩。歩いている途中で、日の出も見ることが出来ました。朝の散歩でリフレッシュした後は…いよいよインタープリターとして伝える立場を体験します。まずは「心が動くもの探し」。自然の中から自分の心が動かされるものを探し、互いに教え合いました。「こんなものがあった!」「見方を変えると面白い!」といった声が聞かれました。発見したものは、「土や葉っぱの匂い」や「冬芽のヘンな姿」、「ひょっこり顔を出したフキノトウ」など…。お話を聞いているだけで、わくわくするようなものばかり。「この2日間でこの瞬間が一番活き活きしていた。」という声もあるぐらい、皆さんの嬉しそうな様子が印象的でした。その後は、心が動かされたものを題材にグループ単位でプログラムを作成しました。「何を題材にするか」「何を伝えたいか」など沢山話し合い、プログラムを形作っていきました。初めは不安そうだった参加者の皆さんも、次第にプログラム作りに夢中になっている様子で…様々な場所で白熱した意見の交わし合いが見られました。そして、いよいよインタープリテーションに挑戦する時間です!緊張感が漂いつつも終始穏やかな雰囲気で、それぞれのグループで作ったプログラムをお互いに体験しました。「たった2日間で伝える立場になるという事に最初は戸惑ったが、やってみて見えてきた事も多くあった。実施してみて良かった。」といった感想も聞かれました。
夕飯後は、真っ暗な夜の森へ。周りは白黒の世界。風の音や軋む木の音に耳を傾けながら、森の中で寝転がりました。 

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《3日目 / 1月11日(月・祝)》

3日目の朝も美しい朝日を見ながら、お散歩。前日に大きなモグラ塚を見つけて以来、気になっていたモグラ…散歩では念願の(!?)モグラの剥製も見ることが出来、朝から幸せな一時でした。朝食後は、いよいよ最後の講義です。「インタープリテーションで大切にしたいこと」や「普段の生活でどうインタープリテーションを活かすか」についてを学びました。昼食後は、参加者さん同士、このキャンプを通して感じたことや得たことについて伝え合いました。皆さん、今回の経験を通して様々な発見や気づきがあったようです。とても楽しそうに話されている姿が、そこかしこで見られました。

本当にあっという間の3日間でした。私自身もキャンプを通して、改めてインタープリターとして「心が動かされる瞬間」を大切にしたいなと実感しました。参加者の皆さんにとって、この3日間のキャンプがインタープリターとしての新たな一歩となれば良いなと願っています。

(実習生:吉田 有希)

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