第53回清里インタープリターズキャンプ(入門)体験レポート  

【講師】 増田直広(公益財団法人キープ協会 環境教育事業部 事業部長)
【日程】平成27年5月2日(土)~4日(月)
【会場】キープ清里キャンプ場

 今年度最初のインタープリターズキャンプ、今回は「入門編」です。

「環境教育に興味があり、人と自然の関係を学びたい」「伝える技術を身につけて自然体験のボランティアに活かしたい」さまざまな動機で申し込まれた24名の皆さんと共に学んだ3日間でした。

<1日目/5月2日(土)>

【ウォーミングアップ(アイスブレイキング)】
 テーマに沿って即席の名刺を作り、「名刺交換会」で交流を深めました。

【インタープリテーションの体験】
 春が訪れたばかりの清里は新たな命でいっぱいです。鏡を使って空や樹冠を見ながら歩いたり、森の中に隠したヤマネのぬいぐるみを探したり、葉っぱや樹皮を陽にかざして鑑賞したり。皆さんからは「五感を使うって楽しい!」「生命の循環を感じた!」など、感動の声が上がりました。

【交流会】
 夜のお楽しみ!日付が変わるころまで、お酒も飲みつつ…お互いの仕事や勉強、興味のあることや将来の夢など和気あいあいと語りました。

inter_15051.jpg

<2日目/5月3日(日)>

天気は快晴!鳥たちのさえずりもあちこちで聞こえてきます。少し暑いくらいの日差しの中、今日は実際に自分たちでインタープリテーションを行います。

【心が動くもの探し】
 インタープリテーションで何を伝えるか、まずはその素材探しをしました。同じ森の中でも、一人ひとり感じ方は違います。空や雲、地面、池、葉っぱ、鹿のフン(!)など・・・いろいろなものを見て、触って、匂いをかいで、自分の感性と向き合いました。

【インタープリテーションをやってみよう】
 いよいよ本番です!2人1組となり、自分たちが考えたプログラムを発表し合いました。15~20分という持ち時間は、短いようで長いもの。期待と不安、人前に立つことの楽しさと難しさ、下見やリハーサルの大切さ…反省や感想はそれぞれありましたが、全員がやり切り、終了後は達成感に満ち溢れました。忘れてはいけない大事な作業、ふりかえりも皆で行いました。

【ナイトハイク】
 この日は月が明るく、懐中電灯も必要ないくらいでしたが、やはり夜の森はドキドキします。森の中で寝転がり、動物たちの気配や風の音に耳をすませながら、このキャンプでの学びなどそれぞれ思いを巡らせました。

inter_15052.jpg

<3日目/5月4日(月)>

【学びを深める】
 3日間で感じたことを参加者同士で話し合いました。MM法(みんなのミーティング法)で意見を聞いたり、質問をしたり…これからインタープリテーションをしていく仲間からのアドバイスはとても心強く、今後の励みになるものでした。

キャンプを終えた参加者からの感想です。

 ・これからのあらゆる伝える場の参考になった。
 ・自分たちでプログラムを作り上げたのは大きな学びになった。
 ・他の参加者との交流が楽しく、刺激も受けた。

あっという間の3日間でした。皆さん本当にありがとうございました。インタープリテーションは伝え手の思いや解釈を加えることによってその人らしさが出てくると思います。私自身の感想として、まずは自然の美しさや心地よさにしっかり目を向け自分の気持ちや考えを整理しながら「私らしいインタープリテーション」を模索していきたいと感じました。

 それぞれがインタープリターとしての一歩を踏み出し、各地で活躍してくださることを楽しみにしています。

 inter_15053.jpg

 

(文責:実習生 千葉麻里奈)

                

第52回清里インタープリターズキャンプ(企画)体験レポートはこちら

第51回清里インタープリターズキャンプ(体験学習法)体験レポートはこちら

第50回清里インタープリターズキャンプ(入門)体験レポートはこちら 

 第45回清里インタープリターズキャンプ(入門)体験レポートはこちら

 第44回清里インタープリターズキャンプ(入門)体験レポートはこちら