いきもの観察会 ~生き方からみるいきものの不思議~(2013/7/20)

ヘビ好きの名物レンジャーと行く「ヘビのえとセトラ」

「ヘビ研究者」である前澤勝典さんを講師にお招きして、17名の参加者とともに、どんなヘビが、どういう生き方をしているのかを体感する時間を過ごしました。

体と心のウォーミングアップをしたら、さっそくヘビ探しに出発しました。天気は晴れ、気温は25度くらいとヘビが動き出すには最適な気候です。向かった場所は森の中に行くのではなく、建物周辺へと進んでいきます。ヘビは、建物の土台の隙間や、石垣の間などの空間が大好きなのです。探し始めて数十分、「ヘビがいた!」と一人の男の子が叫ぶと、急いで素手で飛び掛る前澤さん。捕まえたのはメスのヤマカガシです!かなりの大物でした。みんなの目はヘビに釘付けです。前澤さんがしっかりもっているので、実際に触ってヘビの肌の感触を確かめていました。 

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 お昼を食べたあとは、室内で前澤さんのヘビトークの時間です。ユーモアあふれる話し方と研究者としての様々な体験、何よりヘビがどれだけ面白い生き物なのかを、写真などを使って楽しく話していただきました。さらにお楽しみとして、前澤さんが別の場所で捕まえてきた他の種類のヘビも実際に見ることができました。
アオダイショウ
シマヘビ
それぞれ、触ってみると感触が違います。最後に、午前中捕まえたヤマカガシの身体測定と個体を識別するためのマーキングをしました。わずかでしたが、実際の調査方法の一端を垣間見ることができました。

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 ヘビは人の作った環境と自然の環境をうまく使って生活をしていて、種類ごとに場所、食べ物ですみ分けていることを知ることができました。ヘビが苦手と言っていた参加者さんから「意外にヘビはかわいい」と感想がでてくるほど、楽しい時間でした。

次回のいきもの観察会テーマは「モグラ」です普段、見ることのない生き物だけに、どんなことがわかってくるのか・・・お楽しみに!!

 実習生 長田 侑