いきもの観察会 ~生き方からみるいきものの不思議~

冬の森でネズミはどうやって生きてるの?ネズミ穴と食べ物の関係

 日程:2013年12月7日(土)13:00~16:00
会場:山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター
   富士山とせせらぎの小道 ハリスホール周辺

八ヶ岳から吹きつける冷たい風の中行われた「いきもの観察会」、今回は山梨県内の2家族5名が参加してくださいました。テーマはネズミ。すでに朝晩は氷点下となるこの清里の森で、ネズミたちがどうやって生きているのかを探る3時間です。

「まずは何も見ないでネズミを描いてみよう!」の声からスタート。みんな悩みながらなんとか仕上げます。身近にいるのに意外と知らないことの多い動物であることがわかります。スライドで特徴を確認し、次は「みてみよう!」の時間。レンジャーのダニエルが取り出したのは歯の標本や剥製たち。みんな実際に手にとって毛並みを触って確かめたり、小さい歯のつくりを観察したり、興味津々の様子でした。

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 さて、身支度を整えていよいよ外へ。森の中へ入るとそこはネズミたちの天国。ネズミが掘ったと思われる穴をダニエルが見つけて教えてくれます。木の根っこの近くや石の陰が怪しい。みんなも土を触りながら発見するコツをつかんでいきます。そしてネズミ穴捜索隊!となって、見つけた穴の近くにヒモで印をつけてみると・・・約5分間で12~3箇所の穴を発見!まさにネズミ基地のようでした。 

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その後は、前日森の中に仕掛けたシャーマントラップ(捕獲装置)を確認しながらハリスホールへ。残念ながらトラップにはかかっていませんでしたが、ホールの中で、エサを捕りにきたネズミを室内で観察できる装置を見学しました。

そしていよいよクライマックス!ここにエサを捕りにきているネズミを探してみよう!と再び外へ。穴から穴へみんなでスコップを持って掘ってみます。すると・・・ネズミが貯めこんだと思われるひまわりの種を発見!やっぱりこの辺りに住んでいるんだね、と大興奮でした。

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 今回は生きているネズミには会えませんでしたが、彼らが暮らしている痕跡を確認することができました。ネズミの生活を想像しながら森を歩き、寒さを忘れるほど夢中になったあっという間の3時間でした。

実習生    松尾信子 

 

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