第1回  渓谷にすむいきもの    

日程:2016年6月11日(土) 9:30~12:30
 

  自然豊かな八ヶ岳には、たくさんの生き物たちが暮らしています。今年度の第1回目は、川俣渓谷に生息する水辺の生き物を観察しました。  

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  お互いの自己紹介後、川俣渓谷の川の流れのこと、また今日出合えるかもしれない生き物について、レンジャーからお話を聞きました。「どんな生き物に出合えるかなぁ!」と、期待が膨らみます。

観察ポイントの水場へは渓谷沿いを歩いて向かいます。木々の葉が茂った道中は、まるで緑のトンネルの中を歩いているようでした。途中、レンジャーによる自然ガイドもあります。水辺の生き物に限らず、自然の中は不思議でいっぱい!渓谷散策の途中で見た吐竜の滝の流れも圧巻でした! 

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1607023.jpg 水場に到着し、いよいよ生き物探し。観察方法についてのレクチャー最中に早速何か見つけたよう!みんな興味津々。 

川に入り、大人も子どももみんな夢中になって探しています。石をひっくり返してみたり、草むらを網でガサゴソしてみたり、ちょっと深いところまで進んでみたり……。「あ、何かいたよー!」 

 

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 あっという間に時間は過ぎ、最後はみんなで見つけた生き物たちを同じ仲間同士、分類していきます。水生昆虫のカゲロウ、カワゲラ、トビケラ……イワナの稚魚でしょうか?魚も見つかりました。コオイムシにも出合いましたね。 

 今回観察できた生き物たちは、水がきれいなところに生息する種類の水生昆虫が主でした。水生昆虫は川の状態を表す指標生物でもあります。「川俣渓谷の水は確かにきれいだった!」と、納得の声が上がりました。また、渓谷に広がる豊かな森はそれらの水生昆虫の命を育みます。その昆虫たちを川魚が、川魚を鳥が食べ―――ここには豊かな生態系が広がっていました。観察後は、活躍してくれた生き物たちを川へ戻しました。
この観察会が、参加者の皆さんにとって、自分たちで生き物を見つけて様々な角度から観察するきっかけになって頂けますように。ご参加頂き、ありがとうございました。