第4回  雪上の足跡を追って動物探偵になろう    

日程:2016年1月31日(日)  
【午前】9:30~11:30 【午後】13:00~15:00 

 冬の観察会のテーマは、雪があるからこそ見えてくるもの「足跡」。今回は雪上の足跡などの動物の痕跡を探し、生態を読み取る「アニマルトラッキング」を行いました。午前15名、午後8名の方々にご参加頂きました。  

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 まずは室内での講義。写真を見ながらそれぞれの動物の足跡の特徴を予習します。動物のぬいぐるみを並べながら冬でも行動している動物を考えたり、足跡と周囲の状況から足跡の主が何をしていたのかを読み取る練習も行いました。どちらの方向に向かったのか?歩行か、走行か?なども、よく見ると分かるんです!
 

 

野外に出ると早速、センターの建物裏に矢印の形をした足跡を発見しました。
「スライドの写真にも出てきましたね。これは誰の足跡だと思う?」
「キジ!!!」
 

 

 

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1602193.jpg すかさず、子ども達が即答!予習がしっかり頭に入っていて、お父さんお母さんも驚きつつ、嬉しそう。レンジャーも嬉しい!続いて、蝶が羽を広げたような形のリスのジャンプ足跡。「可愛い足跡だね。」「こんなに薄い足跡なら、リスは体重が軽いのかな」早速、推理をはじめている方々も。その後も、シカやキツネ、ウサギ、鳥の足跡はあちらこちらに 
18日に雪が降って以降、今日が一番賑やかだなぁ、というのをレンジャーは感じました。テンの爪跡や、リスがマツボックリの種を食べた跡も見つけました。沢山の足跡を発見し、興奮冷めやらぬ状態でセンターに戻り、温かいお茶でほっと一息。  1602194.JPG
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その後は、模造紙に描いた足跡から「ここでどんな物語が起こったのか」を考えました。「ネズミの足跡が途中から無い!…テンがネズミを追いかけたのかな。」「キツネの足跡が2つあるよ。寄り添って歩いている…夫婦なのかな?」…話し合いながら、場面を想像してみました。その様子はとても楽しそう。そんな皆様の表情が印象的でした。

 野生動物との出会いは難しいのが本音。彼らだって人間に、自分の天敵に、見つかりたくはありませんものね。でも、決してコソコソしているわけではなく、堂々と生きています。それは今日見つけた足跡の賑やかさから感じ取ることができます。足跡や痕跡を通して、動物たちのくらしの一部を覗き見ることが出来るというのも、「冬ならでは」なのかもしれませんね。

来年度も八ヶ岳の生き物の魅力を伝えられるよう――――楽しく学べるプログラムを実施したいと思っています。詳細が決まりましたらまたお知らせいたします。どうぞお楽しみに♪