第4回 雪上の足跡を追って動物探偵になろう♪  

実施日:平成27年2月15日  
参加人数:午前・26名、午後・20名

清里の冬の風物詩のひとつ、見渡す限りの雪。
雪上に目を向けると、生き物の足跡が見つかることがあります。
今回は彼らの足跡を観察しながら追いかけます。「足跡の主は誰?ここで何をしていたの?どこへ向かったの?」―――清里の寒い冬を、たくましく過ごす生き物たちの様子を推理したいと思います。

まずは室内で、足跡基礎講座。

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清里の森に生息する生き物と、足跡の形状や付き方などを学びました。

当日の天候は雪。夜中から降り続く雪に前日までの足跡は全て埋もれてしまいました。しかし、それは今足跡を見つけることができたら夜中から今朝につけられたもの、ということです。期待に胸を躍らせます。

 

  

  

まず発見したのは、雪上に落ちていた小鳥の羽。近くにバードフィーダーがあることから、小鳥たちがエサを啄み、もしかしたら何らかの争いがあったのかも・・・?などを推理しました。推理材料は足跡だけではありません。

続いて、センターのすぐ近くで無数のシカの足跡を発見。雪上を右に左に歩いた足跡の先には皮が剥がれた木が!!

 

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これはシカが冬の食糧難を乗り切るために、新鮮な木から皮を剥いで食べた痕でした。

さらに奥へ進むと、シカと思われる獣道を発見。

  
 

 

 

  

掻き分けながら追いかけると、鹿の角研ぎ跡と食跡のついた大きなモミの木にたどり着きました。そして周辺には四方八方に伸びる足跡が!!

この木が大人気でシカ達が集まって来たのか?はたまた数頭の家族が足繁く通い詰めたのか?推理に花が咲きます。

獣道は雪が深いので、前進するのに悪戦苦闘。このような環境下でも森の中で生活している動物たちの苦労とたくましさを感じました。

 

 

  

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さらに追跡を進めて行くと、最後に森からのサプライズが待っていました。

午前の部では、キツネとウサギの足跡を。

午後の部では、冬たくましく生きるシカの姿を。 

足跡や食べ跡などの生き物たちが残した痕跡から冬の暮らしや、生きるための工夫を感じとり、そこから想像力を働かせました。冬の森の楽しみ方のひとつ、痕跡探し。体験していただけたでしょうか?

いきもの観察会は来年度もテーマを変えて行う予定です。お楽しみに♪

(実習生 古屋 真東)