夏の花々(3) (2016-08-05)

梅雨明けした清里高原は、時にはさわやかな風が吹き渡り、
澄んだ青空に綿アメのようなモクモクした白い雲が浮かび、
時には空が起こっているかのような雷雨がやってきたり、
めまぐるしく変化する空模様の日が続いています。

さて、草花も花ざかりです!!
山野の花らしく、楚々として佇んでいる姿は、ついしゃがみこんで向かい合いたくなります。


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まずはチダケサシ。
花ひとつひとつはとても小さく、薄いピンク色の可憐な様子を観察することができます。
茎は細くて固く、乳茸(ちだけ)というキノコをこの茎に刺して持ち帰る風習が
あったことからこの名前がついたとか。
この花とキノコの組み合わせで、散策の楽しみがあります♪


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ワレモコウが咲きました。
こちらも小さな花が集まっている姿をしています。
風にゆらゆら揺れて、とてものどかな風景を作ってくれています。
ながめながらちょっと休憩、いかがでしょう?


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盛夏を知らせるキンミズヒキも咲きました。
草むらの葉っぱの中に見つけたら、踏まないように近づいてみてください。
花びらが5枚の、バラ科の植物です。


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マツムシソウには、たくさんの虫たちが集まってきていました。
花びらの陰にもぐりこんだりしています。
初夏から盛夏にかけては、淡い紫色の花が多く咲きます。
虫たちにとってもこの花々の色の移り変わりは、生きていく上での
重要な合図なのかもしれません。


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夕暮れ時から朝は、マツヨイグサの仲間が目を覚ましています。
ひと晩限りの可憐な姿をできるだけ沢山見てあげたいと思います。
順番に蕾がふくらんで、開き始めるとあっという間に開花!
観察するなら、目を離さずじっと見つめていてください。
「せーの!」というかけ声がしそうなほど、開花のエネルギーを感じることができます。

マツヨイグサを見るたび、夏休みの自由研究で観察したことを思い出しています。
みなさんにとっての思い出の植物はありませんか?


朝は晴れていても午後に雷雨ということがあります。
清里は晴れていても、八ヶ岳の山の上は雨ということもあります。
降った雨が時間をかけて川を流れ、あっという間に増水してしまいます。
特に川沿いを歩かれる予定の方は、雨の様子などお問い合わせください。

安全に安心して楽しい夏をお過ごしください。