森は動いている! (2015-12-26)

クリスマスは楽しくお過ごしになったでしょうか?
清里高原はホワイトクリスマスにはなりませんでしたが、
青空まぶしい穏やかな日でした。

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青空に向かってバンザイしているのは、オオカメノキの冬芽です。
葉っぱがついていたところが顔のように見え、
伸び始めた芽はまるで帽子をかぶっているみたいです。
他の木もよく観察してみると、個性的な表情に出会えるはずです。
こうしてしっかりと新芽を守りながら、厳しい冬を乗り越えるのです。

じっと休んでいるように見える木々も、実はもうすでに次の季節に向けて
しっかりと準備をしているのです。


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地面に視線を落とすと、モグラ塚がモコモコいっぱい!
土の中に生きるモグラの動きが丸見えのようです。
モグラ1匹の行動範囲は、学校の教室の6~7個分とも言われるので、
少なくともこの広場に出現したモグラ塚は、1匹のモグラの仕業かな!?
小さな体で働き者です。


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朝、地面には白い草のように見えるものが光を受けてキラリ!
近づいてみると、霜柱でした。
地上の気温がぐんと下がり、でも土の中の気温があたたかい時に霜柱はできます。
ここ数日ふりそそいだ日差しで、地中にはあたたかさが残っていたのでしょうね。


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もーっと顔を近づけて観察すると、霜柱1本1本の様子が見えます。
とても細くて繊細で、シャキッと立っているのを見ると、
踏みつぶさずにおきたくなります。
地面に限りなく顔を近づけている私の姿を他の人に見られるのは
ちょっと恥ずかしいですが、自然が作り出すものの美しさには見とれてしまいます。


冬の森はとても静かですが、森はしっかり生きて動いているのです。
雪が降れば動物たちの足跡が目立つようになり、
森の営みがより一層見えるようになります。
そう思うと、雪が降るのも楽しみのひとつです。


富士山や八ヶ岳の朝焼け、そして昼間は八ヶ岳ブルーと呼ばれる青空、
夕方には山並みのシルエットを浮き上がらせるような夕焼け、
そしてこぼれ落ちそうな満点の星空。
清里高原の宝です。

暖冬とはいえ、最高気温が5℃くらいまでしか上がらないことも多くなってきました。
こちらにお出かけの際はしっかりと防寒対策をなさってください。

どうぞみなさま、健やかに晴れやかに新年をお迎えください。