フォレスターズスクール

第4回環境教育プログラム体験セミナー 体験レポート

冬の清里にしては暖かく、参加者さんを歓迎するかの陽気の中、
「生物多様性」をテーマに第4回環境教育プログラム体験セミナーが開催されました。
北は北海道から南は名古屋まで、日本各地から19名の参加者さんが集まりました。


【第1日目 今日のテーマ:2日間のウォーミングアップ、環境教育プログラムの体験】

 本館ホールでの開講式とオリエンテーションを行い、ストレッチと一歩前にアンケート、人間マップでアイスブレイク。

参加者さん達の緊張がほぐれたところで、さっそく野外プログラム体験に。
やっさんチームとまいまいチームの二手に分かれて、ミニガイドを交えつつ、雪で覆われた森の中へ入っていきました。
プログラムでは、森の中で気になったものを教え合う探しもの、手紙の内容に当てはまるモノやシチュエーションを探す誰かからの手紙等を行い、冬の清里からさまざまなメッセージを受け取りました。


 室内に戻り、まずは目的共有の時間。
参加者さん達が「この24時間で持ち帰りたいもの」を話し合い、
どんな思いを抱いてセミナーに参加したかを共有しました。

 続いて、講師の湊による「環境教育・自然体験の意義・生物多様性の重要性」に関する講義です。
企業から家庭へ、親から子へと伝えていくこれからの環境教育のひとつの在り方や五感を使う自然体験の大切さ等、事例紹介を交えて学びました。


 おいしい夕食をたっぷり食べた後は、本日最後のプログラムとなる2人目の講師・川嶋による講義です。
子どもたちに対する環境教育を考えるときの大人の姿勢の話や、学んだら・知ったら行動するのか?という話は耳に痛く、それゆえあらためて考えるべきテーマだと痛感しました。


 講義も終わり、夜の懇親会。様々な立場や職業の参加者さん達が講師やスタッフも交えて互いの活動について話し合ったり、互いが抱える問題に意見交換し合ったりと、白熱した議論をされていました。


【第2日目 今日のテーマ:環境教育のあらたな可能性を探る、2日間のまとめ】

 まずは朝7時からのやまねミュージアム見学ツアー。0℃を下回る寒さの中多くの参加者さんが参加されました。
湊館長からヤマネの生態や保護策の紹介があり、冬ならではの冬眠展示に参加者さんたちも夢中になっていました。


 朝食後はやっさんの進行で生物多様性についてのショートセッションの時間です。
「生物多様性を別の言葉に置き換えると?」「生物多様性を一般化するには?」という2つのテーマで講師の川嶋さんと湊先生も交えてディスカッションを繰り広げました。


 続いてはいよいよテーマ興味別ワークショップ。
3部屋に分かれ、お昼を間に挟んで午前と午後の二回戦で行われるこのプログラム、
川嶋部屋では午前に「協働・コラボ」、午後に「拠点」をテーマにディスカッションを行い、
湊部屋では午前に「つながり・体験・落ち葉と土・生態系」、午後は「田んぼ・研究・企業・協働」というテーマにアクティビティーやフリーディスカッションを、
やっさん部屋では午前・午後共に「現場の話・バックヤード・体験」をテーマに意見交換をしたり、ふれあいセンターへ見学に行ったりしました。

どの部屋でも有意義な体験ができたらしく、お昼の時間に帰ってきた参加者さん達の笑顔が印象的でした。


 最後に1泊2日の研修の振り返りを行い、参加者さん達は各々このセミナーを通じて得たモノとこれからの展望について語ってくれました。
24時間という短期間の間に参加者さん達にとって、多くの刺激と経験、そして様々な土地や分野で活躍している仲間とのつながりを得ることができたのではないかと実感したセミナーでした。


<文責:実習生 小玉 悠生>