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フォレスターズスクール
2010年1月の更新情報
やまね学校36 体験レポート
初夏を迎えた清里に、全国各地から29名の参加者が集まり、
おなじみ湊校長を含むスタッフ6名でお迎えをして夏のやまね学校が始まりました。
開校式が終わるとさっそく外へ出て、
新しく考案された!?ヤマネ体操をみんなで行いました。
しだいに緊張がほぐれ、気づいたら子どもも大人も自然と笑顔が出てきていました。
続いては、ヤマネが実際に住む森を歩きながら、
ハンモック巣や倒木などの寝る場所を探したり、ヤマネの生態について学んだりしました。
また、途中でヤマネが食べそうなものを想像しながら採取もしました。
参加者の皆さんが選んだ餌の候補は…
シロツメクサ、笹の新芽、キノコ、イモムシ、蛾、てんとう虫・・・などなどなど。
そしてやまねミュージアムに戻り、
お待ちかねのヤマネといよいよご対面。
湊校長の手の先には、かわいく元気に動き回るヤマネの姿が!
参加者の皆さんは歓声を上げながら写真撮影をして大興奮!
途中、ヤマネが飛び降りそうになるも、するりと湊校長がキャッチしたりと、
アクシデントも含めて大いに盛り上がりました。
![]() | ![]() | ![]() |
| ヤマネ体操でリラックス | ヤマネの住む森をガイドウォーク | 湊校長の手の先には・・・ |
そして、今回のメインプログラムに入ります。
ミュージアムに戻ると、ヤマネ飼育ゲージが3つ用意されました。
そこへ先ほど皆が森で採取してきたヤマネが食べると思われるものを入れて、
「いったいどれを食べるのか?! 」という食事行動の実験を開始しました。
でも、夜行性のヤマネはまだ寝ている様子・・・。
活動時間になるまでの間に参加者は夕食やお風呂をすませます。
そして、やまね学校という名前のとおり、湊校長による授業も受けました。
ヤマネについて知っている参加者の方にとっても
おさらいの話あり、初めて聞く最新研究話あり、でした。
これでまた皆さんもヤマネ博士に近づいたかな?
授業が終わると、ヤマネがどの餌を食べてくれたのかを確かめに
授業会場から再びミュージアムへ移動し、観察です。
館内につくと照明が消されており、ヤマネの目にやさしい
特殊な赤いライトでゲージが照らされていました。
すぐに巣箱から出てきて元気に走りまわっているヤマネがいるかと思えば、
顔を覗かせるだけでなかなか巣箱から出てこない恥ずかしがり屋のヤマネがいて、
人と同じように一匹ずつ性格が違うことに気づかされました。
食事行動としては、花の蜜をなめたり、
蛾をムシャムシャとおいしそうに食べていたり、
イモムシの毛に触れて驚いていたりと、
枝の下側を逆さ歩きする様子を実際に見ることができ、
大満足のうちにあっという間の1日目が終了しました。
2日目は、昨夜の実験の結果を詳しく観察する時間から始まりました。
ゲージの中の食べ跡をよく観察すると、
きれいになくなっているもの、少しかじった跡がついているもの、
まったく食べた跡がないものなど様々。
そして、ゲージの床にはヤマネのフンを発見。
フンを水で溶かして、何が含まれているかを調べだす人も現れました。
皆さんすっかり立派な研究者のまなざしになっていました。
ひととおり観察が終わったところで、
ヤマネの食事行動や餌の種類などに関しての発見を話し合ってまとめて、
お互いに発表をしあいました。
その中には湊校長も知らなかった新しい発見もあったようです!
子どもも大人も一緒に交じり合いながら、野生動物の行動を観察して、
そこから新たに発見したことを仲間とディスカッションする、
というのは本当にエキサイティングな学びでした!
続いては、ヤマネ研究員のお手伝いを体験するということで、
ヤマネの大好物であるサラサドウダンツツジの蜜を集めることをしました。
メープルシロップと同じくらい糖度があり、味見をすると甘くておいしいと大好評。
みんなヤマネになった気分で、スポイト片手に蜜を集めては小さな瓶に溜めていきます。
あっという間に目標よりも多い蜜が集まりました。
![]() | ![]() | ![]() |
| 大好物のガをぱくり! | どのエサを食べたかな? | ヤマネの気分で蜜あつめ |
今回ご協力いただいて集めた蜜は
どんな栄養が含まれているのかを調べる研究に使わせて頂きます。
最後は2日間をふりかえって、
ヤマネと接して感じたことや発見したことを一人ずつ発表してもらい、
ヤマネづくしのやまね学校36は無事、閉校いたしました。
少しでも研究の楽しさ、ヤマネの不思議さに
関心を持っていただけたなら嬉しく思います!
(文責:カビラこと遠藤修作)
第3回 たんぼの教室レポート
2009年10月24,25日に第3回たんぼの教室が開かれました。
今回のテーマは「田んぼの恵みの収穫だ!」ということで、
赤米の稲刈りと周辺にある植物で染物を行いました。
小さい子の背丈ほどに成長した稲は、お米をつけて金色になり、頭をたらしています。
2グループにわかれ、先に稲刈りをするグループと
先に染物をするグループに分かれました。
今回は、家族ごとに稲刈りをする場所が区切られているので
家族で力を合わせて稲刈りに取り組みました。
鎌を持ち、稲を刈るとザクッ、ザクッといい音が響きます。
刈った稲は束にまとめてハザにカケかけます。
親子で役割分担をして、持ち場の稲を刈り取っていました。
一方の染物チームは、田んぼに生えているヨモギと
近くの神社にあるサクラの落ち葉を集めています。
集めた葉っぱをおなべに入れて火にかけて煮出します。
その間に、自分の染めたい物を紐で結び、模様をつけていきます。
どんな模様になるかは、ひらいてからのお楽しみ!!
煮出す作業は、2日間にかけて行いました。

夜の時間は、古米(去年のお米)を少しいただいてお米アートに取り組みました。
細いペンでお米に文字を書くのもよし。
赤米と白米をうまく使いわけて家やひつじやクリスマスツリーなどを作るのもよし。
みなさん熱中して取り組まれていました。
このお米アートができるのも今年のお米の収穫ができたからこそ。
今年の恵みに感謝をこめて・・・

2日目は、先に収穫を終えていたコシヒカリの脱穀を行いました。
今回は先人に習い、「足踏み脱穀機」を使ったのです。
2人がペアになって稲を入れる人と足踏みをするひとにわかれて挑戦しました。
足踏みはリズムが大切でリズムに合わせて踏まないと逆回転をしてしまいます。
先人はこれを1人でやっていたのかと想像するとすごいなあと思うとともに
食料を手に入れるまでにすごい時間がかかっていたんだなと
今の何でもすぐに手に入る生活と比較を実感しました。
今回は、田んぼの恵みを頂くということで
古米を使ってお米のアート、田んぼの近くにある草での染物と
たくさんの恵みをいただき持ち帰ることができた田んぼの教室でした。
(担当:鈴木 一江)
第2回 たんぼの教室
ぱるの話のあとは、まっちによるジャンケン遊びです。
ジャンケンに勝つと成長できるルールで、
カエルの卵から大人のカエルを目指して勝ち抜き戦を行ないました。
カエルになりきってカエルとびをしていたら、ちょうどいい運動になりました。
そして、準備運動が終わったところでいよいよ作業に突入です。
大人も子ども一緒になって泥だらけになって、田んぼの隣にある池を整備しました。
みんなが生き物を観察しやすいだけではなく、
生き物にとって住みよい環境をつくれるように、それぞれの生き物がどんな場所を好むのか、
湊先生のお話を聞いてから作業に移りました。
行った作業は、
①生えすぎてしまったクサヨシ抜くこと、
②池からの排水路を補修すること、
③池の中心にある小島へいけるように丸太を立てることです。
そんな作業の間にもたくさんの生き物たちが足元を通り通り過ぎていきました。
そして、田んぼにも動物がいるかどうかを調べるため、
ある生き物用のトラップ(シャーマントラップ)を仕掛けました。
夕食後行きたい人だけで、ホタルとシャーマントラップの様子を見るため、
再び夜の田んぼへ出かけました。
カエルが鳴く中、田んぼへと続くいつもの砂利道を歩いていくと、
ふわふわと黄緑色の光が見えました。ホタルです。
幻想的な光に皆さん歓声を上げていました。
ホタルをじっくりと観察した後は、自分たちが仕掛けたトラップのチェック。
残念ながらどのトラップにも生き物はいなかったですが、
生き物に会えるかもしれないドキドキ感を少しでも体験できたのではないかと思います。
(ちなみに、シャーマントラップはネズミを捕まえるために使われる罠です。)
【第2日目の6月28日(土)】
そして2日目。この日のメニューは『生き物観察』。
まずは湊先生が生き物についてのお話をしてくれました。
生き物たちの体には、それぞれ生きるための工夫があるということを学びました。
先生の話を聞いた後は、参加者さん全員で自分が「これだ!」と思う生き物を探すことに。
いろいろな生き物がいる中、自分がピン(ビビッと?)とくる生き物を一生懸命探します。
探せたところで、その生き物の絵を描き、その生き物に宛てて手紙や俳句・詩を書きました。
大人も子どもも、本当にじっくり田んぼの生き物を見ることが出来た時間でした。
最後に自分の作品をみんなの前で発表しました。
それぞれがその生き物たちの特徴を捉えた、素晴らしい作品に仕上がっていました。
観察が終わったところで、お昼のお弁当を田んぼで食べ、終わりの会をして終了となりました。
(担当:ぱる こと 饗場 葉留果)
第1回 たんぼの教室レポート
6月7日(日)、2009年度第1回たんぼの教室が行われました。
雨天が続いていたのでお天気が心配でしたが、当日は暑いくらいの快晴に恵まれ、
大人も子どもも合わせて総勢23名の方が集合してくれました。
今回は、「苗取り&お田植え」の作業です。
“苗取り”とは、たんぼの苗間というところで育てた稲の赤ちゃん苗を、
田植えのために根っこからそっと抜き取る作業のことです。
簡単そうですが、これがなかなか・・・。
赤ちゃん苗といえども、しっかりと土に根を張った苗は、
地中に深く根づき、またひとつひとつの根っこが絡み合っているので、
土の深くに手を差し入れて根をすくいあげ、
強く絡み合った根同士をほぐさなければいけません。
実は、この日に行った作業の中で一番たいへんな作業になりましたが、
みんな一生懸命に、ある時は黙々と、ある時はワイワイと、
たくさんの苗を準備してくれました。
そして、本田への“お田植え”です。
苗の束を左手に、ひと苗を右手に持ち、
みんなで一列になって手で植えていきます。
きれいに揃うようにロープを張ったところを目安に、
「元気に育てよー」と念じながら、植えては進み、植えては進み・・・。
みんな、はだしでたんぼに入って作業しました。
土の感触も気持ちよかったですね。
たくさん働いた後のお楽しみであるランチタイムは、木陰で涼みながら。
「普段はこんなに食べないんですよー。」
とお母さんたちが言うくらい、みーんないっぱい食べました。
子どもたちは、ちょっとお昼寝なんかした後に
たんぼ横の水族館(池)で、水遊び&虫捕りをしたり、
お花をつんで遊んだりしました。
まだ元気がある人たちは、田植えのつづきをしてくれました。
お日様に照らされてキラキラ輝くたんぼに
すっくと立つ苗はとても愛しく感じます。
大人も子どもも、みんな太陽の下でいい汗をかいた後は、
自然学校へ移動してお風呂でさっぱり。
そして、みんなでたんぼで撮った写真のふりかえりスライドショーを見て、
おやつのおはぎをいただきました。
このおはぎ、去年同じたんぼでとれた赤米で作ったんですよ。
昼食につづき、みんなぺロリ、完食でした。
楽しくて、あっというまの一日でしたね。
また、みんなが植えた苗がどんなふうに育っていくか、
たんぼに見に来てくださいね。
みんなの笑顔がとってもステキな一日でした。
ありがとうございました。
(実習生:高井 賀代)
2009年度体験レポート一覧
2009年度 実施日 | 主催事業レポート | |
| 5月 | 5月4日(月・祝)~6日(水) | 第32回清里インタープリターズ・キャンプ 第30回 |
| 6月 | 6月7日(土)~8日(日) | 第1回たんぼの教室2009 |
| 6月13日(土)~14日(日) | やまね学校36 (第34回はコチラ) | |
| 6月20日(土)~21日(日) | 森療時間~6月の巻~ | |
| 6月27日(土)~28日(日) | 第2回たんぼの教室2009 | |
| 7月 | 7月1日(水)~2日(木) | 環境教育プログラム体験セミナー(7月) 2008年度 |
| 9月 | 9月6日(日)~8日(火) | 第2回つなぐ人フォーラム |
| 9月19日(土)~20日(日) | 森療時間~9月の巻~ 2008年度 | |
| 9月20日(日)~23日(火)まで毎日 | 森の体験カタログ2009 | |
| 10月 | 10月24日(土)~25日(日) | 第3回たんぼの教室2009 |
| 10月31日(土)~11月1日(日) | 田んぼ国際環境教育会議2009・報告書(2.17MB・PDF) | |
| 11月 | 11月21日(土)~23日(月・祝) | 第33回清里インタープリターズ・キャンプ |
| 12月 | 12月12日(土)~13日(日) | やまね学校37 |
| 1月 | 2010年1月22日(金)~23日(土) | 環境教育プログラム体験セミナー(1月) 2008年度 |
| 2月 | 2月22日(月)~24日(水) | 環境教育施設展示セミナー(2月) |
| 3月 | 3月20日(土)~21日(日) | やまね学校38 |
| 3月26日(金)~28日(日) | NEC世界子ども自然クラブ |









