フォレスターズスクール

第15回森療時間 ~元気・元なる気~ 体験レポート

● 9月19日(土)〔1日目〕

今回で15回目を迎えた「森療時間」が始まりました。今回のテーマは「元気」。

すべての自然物の元にある「根本の気」を感覚を開くことによって感じ、とりこみ、森からの「元の気」で心も身体も元気になりましょう。
そんな森の休息時間をご案内します。

今回の参加者さんは男女合わせて10名です。前回も参加されたリピーターの方もいらっしゃいました。
受付を済まされた参加者さんにはまず、森に入る前に血圧と自律神経の測定を行っていただきます。

その後、森の中へ散策へと向かいました。深呼吸をしたり、お気に入りの木に触れてみたり、
土の感触を感じながら歩いたり、いろんな種類のきのこを発見したり、鳥の鳴き声に耳を済ませたり、モミの匂いをかいだり・・・
五感をいっぱいに開いてゆったりと森の時間を楽しみました。

森から戻ったら、再び血圧と自律神経の測定をします。散策前と後で、どう変わったでしょうか?

そして今回も医師として参加して頂く降矢先生に、森林療法についてのお話や関東近郊のオススメ自然公園等の紹介をして頂き、自律神経測定結果の見方も教わりました。
血圧や自律神経のバランスも、森ですごした後は安定する方が多いようです。


 夕食後には、夜の森を体験するナイトハイクに行きました。昼とはまた違った雰囲気の神秘的な森を歩き、都会では経験できない闇夜を静かに体験しました。


● 9月20日(日)〔2日目〕

秋晴れの気持ちの良い早朝、降矢先生による森の中での「樹林気功」を行いました。

 

朝食後は、医療スタッフによる「森から元気をとりいれるメディテーション」の時間。

体の力を抜き目を軽く閉じ、声かけに導かれながら自分の丹田(たんでん)に大地からのエネルギーと空からのエネルギーをとりこみます。
体が軽くなり、生命のエネルギーが天と地から自分の中に満ち溢れていくことをイメージします。
終わった時には心なしか皆さん、すっきりとしたお顔になっていたように思いました。

少し休憩をとった後は、「動」のプログラム(主の木に会いに行こう)と、「静」のプログラム(焚き火)好きなほうに分かれての自然を味わう選択プログラムです。

「動のプログラム」では、レンジャーの案内なしには会えない森の主のような大きな木を目指して、森に分け入って行きました。途中、探しものをしたり、落ち葉を拾い集めたり遊びながら散策し、お目当ての巨木とご対面。周辺の好きなところでお弁当を食べた後は、拾った落ち葉で作った枕を使ってお昼寝タイムを取り、ゆっくりした時間を過ごしました。

 

 

「静のプログラム」は森に入って焚き火の材料になる枝と着火材の白樺の皮を採ってきて一人一人が自分の焚き火を育てました。人によって枝の組み方や火の大きさや形にも違いがあり、性格がでるのかなあと笑いながら、身も心も温かい和やかな時間をすごしました。

動と静の活動の後は一人になって心静かに森での時間をもつソロの時間。この2日間で感じたことをふりかえり、最後のエピローグでそれぞれの感想や思いを語り合いました。

お天気にも恵まれ秋晴れの澄んだ空気の中、自然からたくさんの元気をもらい、それぞれの日常へともどってゆきます。
「自然は元なる気。自然は偉大です。」

 

(文責:実習生 高井賀代)