フォレスターズスクール

環境教育プログラム体験セミナー(2008年度 2月)

キャンプ報告
肌寒い冬の清里高原。しかし、少しずつ近付いてくる春の息吹を感じながら今年度2回目の『環境教育プログラム体験セミナー』が行われました。日本各地より16名の参加者が清里高原に集いました。

 
<第1日目 この日のテーマ:2日間のウォーミングアップ・環境教育プログラムの体験>
 清泉寮での開講式とオリエンテーションの後は、講師の川嶋によるアイスブレイクの時間が始まりました。ペアに分かれてお互いのことを話し合うデートゲームを通じて、参加者の方々の緊張も一気にほぐれたようです。打ち解けた雰囲気の中、早速みんなで外に出て、野外プログラムの体験へ。雪解けの水の音に耳を澄ますことや、森の中から『むくむく』、『つんつん』などの擬音語を見つけてくる森の擬音祭を通じて、普段ではなかなか気付けない自然を見付け、感じることが出来ました。
 野外から戻り、少し冷えた体を温めながら、今度はみんなで今回のセミナーの目的を共有する時間です。どんな思いを持って今回のセミナーに参加したのか、みんなでじっくりと話し合いました。その後、講師の湊による『環境教育&自然体験の意味』の講義がありました。湊の実体験も踏まえた講義は「環境教育とは何か」「自然体験活動とは何か」に始まり、最近の環境教育の動向についても分かりやすく学ぶことができました。夕食後は3人目の講師・増田より、キープ協会における協働の事例を紹介。協働を行う団体や企業などがお互いの得意分野を活かす事で協働の可能性が広がることを、詳しい事例紹介を受けながら学びました。そして1日目最後の講義は、川嶋による『環境教育&自然体験の意味』でした。湊が話したものと同じテーマの講義を川嶋の視点から話します。同じテーマでも、違う視点・考え方から捉えることにより、より俯瞰的に深めて理解することができました。 長時間脳をフル回転させた後は、ナイトハイクの時間です。講義ですっかり熱くなった頭を夜の冷たい風で冷やしました。夜の森で思い思いの場所で一人になり、静かな森の雰囲気と深い夜空を見て、参加者の方々は何を思っていたのでしょうか。ナイトハイクから帰ったあとは、いよいよ夜の交流会。自らの活動について語り合ったり、課題や思いを話して意見交換したりと、疲れ知らずの猛者ぞろいの今回は、夜遅くまで各々で熱い交流を繰り広げていました。

<第2日目 この日のテーマ:環境教育のあらたな可能性を探る・2日間のまとめ>
 この日は朝7時からやまねミュージアムの見学ツアー。オプションプログラムにもかかわらず全員が参加!みなさん朝から学ぶ意欲に満ち溢れていました。キープにおける『協働』の1つであるアニマルパスウェイの紹介があり、ヤマネ研究の第一人者である湊から研究の話ありと、内容の濃い充実した時間でした。朝食後は、早速川嶋による講義が始まります。「協働をすることにはどんな意義があるのか」をテーマに、NPO・企業・行政のそれぞれの役割や幾つかの事例の紹介を通じて、協働することの意味や可能性について考える内容でした。後半は湊も同じテーマで講義を行い、前日と同様に2つの視点からのアプローチで理解を深めました。講義の後は、参加者がそれぞれの興味のあるテーマに分かれてのワークショップです。川嶋部屋が『協働・プロデュース・CSR』、湊部屋は『協働・研究・企業・田んぼ』、鳥屋尾部屋は『現場のスタッフへの質問・体験活動』となり、それぞれ講師を巻き込んだ熱いワークショップとなりました。お昼ご飯を挟んでワークショップ2戦目の開始です。部屋を移動する人、引き続き同じ部屋に参加する人などいろいろでしたが、どのワークショップからも楽しそうな笑い声や真剣な話し声が聞こえ、活発な意見交換が行われていました。野外に出るグループもあり、2日目もあっという間に時間が流れていきました。
 そして、最後は今回の研修を振り返る時間です。参加者の方々はこの2日間で体験したこと、学んだことを振り返り、自身の活動に生かす糸口を見つけたようでした。様々な体験や知識と、そして何より様々な分野で同じ思いを持って活動している仲間達との繋がりという大切な宝物を得ることのできた2日間のセミナーでした。
<2008年度研修生:石川 昌稔>
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さぁ2日間がんばるぞたっぷりと自然体験を!お次は講義の時間です
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白熱したワークショップ実際の現場に対する質問がたくさん!我ら同じ想いを持った仲間達