沿革

キープ協会は八ヶ岳南麓に、「清里の父」と呼ばれている米国人のポール・ラッシュ博士によって1938年(昭和13年)に建てられたキリスト教指導者研修施設の清泉寮が母体です。第二次世界大戦後、日本の農山村における新しい農村コミュニティの建設を通して、キリスト教に基づく民主主義を社会に普及、定着させることを目的に設立されました。ポール・ラッシュ博士は、農村の問題を解決することを目指して「食糧・健康・信仰・青年への希望」の4つの理想を掲げ、それらを実践する施設として清里聖アンデレ教会を始め、高冷地実験農場、聖ルカ診療所、聖ヨハネ保育園、農村図書館、農業学校などをアメリカやカナダなど多くの市民からの寄付によって建設しました。1980年代後半からは時代の要望に応え、自然保護・環境保全・指導者養成のための「環境教育」とアメリカやアジア・アフリカ諸国との「国際交流・協力」をビジョンに加えて活動をしています。

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目的

キリスト教の精神に基づき、創設者ポール・ラッシュ博士の理想と精神を継承して、環境教育と高冷地農業の実践を通し、青少年教育、国際交流、地域協働を進展させて、広く、持続可能な未来を志向する健康と学び、交流の場を国内外の青少年、また市民に提供し、社会文化の向上と世界平和に寄与することを目的としています。(定款:第3条より) 2012年に公益財団法人の認可を受けましたが、公益目的を達成するために以下の事業を行います。

1.環境保全及び環境教育の研究と教育・普及に関する事業
2.高冷地での農業生産及び地域農作物の高付加価値化に関する事業
3.青少年をはじめ多様なコミュニティを対象に、体験、研修、合宿を提供する事業
4.国際交流・協力及び地域社会の活性化に関する事業
5.幼児の育成と子育てに関する事業

年表

1938年(昭和13年) 日本聖徒アンデレ同胞会指導者訓練キャンプ場清泉寮完成
1946年(昭和21年) 清里伝道プログラム開始
1948年(昭和23年) 清里聖アンデレ教会完成
清里農村社会施設(コミュニティ・センター)建設構想によりスタート 
1949年(昭和24年) 農場事業開始
1950年(昭和25年) 清里聖ルカ診療所開設
1951年(昭和26年) 聖ヨハネ図書館開館
1952年(昭和27年) 清里農村センターに改称 高冷地での食糧増産、農村の保健改善
信仰の確立、青少年の希望をテーマに活動開始
農場でジャージー牛飼育開始
1954年(昭和29年) 八ヶ岳高冷地家畜共進会開催(1954~73年までカンティフェアとして開催)
1955年(昭和30年) 清泉寮 火災により焼失
1956年(昭和31年) 財団法人キープ協会認可
1957年(昭和32年) 清泉寮本館再建
清里聖ヨハネ保育園開園
アウトリーチ・ステーション(弘道所)活動開始
1962年(昭和37年) 松本ユースキャンプ場、レノックス野外礼拝所開設
1963年(昭和38年) 清里農業学校開校
1970年(昭和45年) キープ乗馬会発足
1971年(昭和46年) 清泉寮宿泊棟、会議棟、図書館開設
1976年(昭和51年) 清泉寮ソフトクリーム販売開始
1979年(昭和54年) 高冷地実験農場牛舎、牛乳処理棟開設
ポール・ラッシュ博士逝去
1980年(昭和55年) 聖ルカ病院開設
1983年(昭和58年) 環境教育プログラム開始
1986年(昭和61年) 環境教育事業部発足
1987年(昭和62年) ネイチャーセンター開設
1988年(昭和63年) 清里聖ヨハネ保育園新園舎開設
フィリピン農山村交流援助事業ツルガオ・プロジェクト開始
ポール・ラッシュ祭~八ヶ岳カンティフェア’88開催
1990年(平成2年) ユースキャンプ場中央研修棟、宿泊棟開設
1991年(平成3年) ビジターセンター(ファームショップ)開設
1993年(平成5年) 清泉寮ジャージーハット開設
1994年(平成6年) 環境と文化のむら 山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター開館
1996年(平成8年) ポール・ラッシュ記念センター開館
1998年(平成10年) キープやまねミュージアム開館
1999年(平成11年) 農場 管理棟、搾乳舎、牛舎開設  清泉寮パン工房開設
2000年(平成12年) キープ自然学校開設 自然体験プログラム提供
2001年(平成13年) 八ヶ岳たんぼの学校発足
2002年(平成14年) 森のようちえんプロジェクト開始
2009年(平成21年) 清泉寮新館(国際研修センター)開設
2012年(平成24年) 公益財団法人認可